2020年6月13日土曜日

日興証券における優待クロスのコスト計算

以前、松井証券とSBI証券で優待クロスを実施していましたが、2019年3月に日興証券が一般信用売建を開始してからは、日興証券をメインに取引しています。

日興証券は取扱銘柄数が約2,100と圧倒的に多いですし、何と言ってもコストを低く抑えられるのが魅力的ですよね。

でも、人気のある銘柄はすぐに在庫が無くなります。。
在庫が無くなる前に…と思って早期にクロスしちゃうと、その分貸株料がかかりコスト高となってしまう。

ということで、優待クロスを実行するかどうかは、「一般信用銘柄の在庫状況」、「株主優待の価値」、「優待クロスにかかるコスト」を勘案しながら決定することになります。


今回は、日興証券で優待クロスをするのに必要なコストについて整理したいと思います。

最近、優待クロスを効率的・効果的に実行するためのプログラムを検討していて、プログラムに落とし込むためにはコストの算出方法をきちんと理解しないとアカンなぁ、というのがモチベーションとなっています。

あ、ちなみに僕の職業はプログラマーではありません。。。
日曜大工的な感覚でプログラミングの勉強をしながら見様見真似で書いてます。
しかしアラフォーになると、勉強するのもキツイですよね(汗)


さて、コストの具体例として、先日クロスしたコロワイドで考えてみます。

コロワイド500株をクロス注文したのは6月5日(金)の夕方でした。
取引時間は既に終了しているので、約定日は週明けの6月8日(月)で、約定金額は1,709円でした。

注文内容は「一般信用売」と「制度信用買」。
現物買ではなく制度信用買をしているのは、こちらの方が手数料が安くなるからです。

約定時の手数料は、一般信用売、制度信用買ともに0円。
日興証券は信用取引の委託手数料が無料なんですよね〜。


続いて、クロスを成立させるため、同日に現引で信用買の決済をしました。

現引の手数料は0円ですが、1日分の金利が必要で、その金額は

1,709円 × 500株 × 2.50%(買方金利)× 定数※ × 1日 = 約59円
※0.0027397=1/365の下7桁

となります。


コロワイドの権利落ち日は9月29日(火)で、この日にクロスを解消するわけですが、その間の日数を受渡日ベースで算出すると6月10日から10月1日まで 114日。

したがって、一般信用売に伴う貸株料は

1,709円 × 500株 × 1.40%(貸株料)× 定数 × 114日 = 約3,736円
となります(現渡は0円)。

以上から、今回のコロワイドの優待クロスでかかるコストはトータルで約3,800円でした。

コロワイドの優待は500株で20,000円相当ですから、十分満足できる結果かなぁと思います♪


うーん、今回の記事で僕自身も日興証券における手数料を理解することができました!
(誤りがあればご指摘いただけると嬉しいです)



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